子どもの社会性の発達とリーダーシップについて

No.78更新日付:2024年4月23日

子どもの社会性を育てていきたいと考えていると、しばしば「リーダーシップ」という言葉を目にします。「リーダーシップ」と聞くとグループのリーダーとして周囲を引っ張っていくことをイメージしがちですが、リーダーとしての役割だけではなく「各々の役割を果たしていくための行動力」というのが本来の意味です。

こちらのコラムでは、まさしく子どもの社会性の発達にあたって欠かせない「リーダーシップ」の育て方や、リーダーシップを育てていくにあたっての子どものコミュニケーションの取り方による4つのタイプ分類法などを紹介していきます。

「リーダーシップ」とは何か?

子どもの社会性を育てるために知っておきたい重要なお話のうち、今回はリーダーシップについてお伝えいたします。

リーダーシップはリーダーだけのものではない

まずはリーダーシップという言葉について確認してみましょう。リーダーシップというと、一昔前まではリーダーだけに必要な資質で、生まれつきの才能のように考えられ、グループのトップがグループを率いていくために必要な数々の力を指すと思われていました。しかし、現在その考え方は見なおされ、リーダーシップとは誰にでも備わっている力だとされています。

【リーダー】とはグループ全体を目的地に導く「役割」

まず「リーダー」と「リーダーシップ」という言葉の整理から始めます。「リーダー」というのは「役割」です。“船頭多くして船山に登る”ということわざ通り、組織の中で全員が平等という集団ではなかなか方針が一つにまとまらず、本当に時間ばかりが無為に過ぎていくものです。よって、何か目的を持ったグループならばリーダーが存在する方が望ましいのは間違いありません。

つまり、リーダーというのはグループ全体を目的地へ導くという役割を指しているのです。

【リーダーシップ】とは、自分の役割を果たすための行動力

対して、「リーダーシップ」というのは役割ではなく、自分が何をすべきなのか理解し行動する力です。自分一人では解決できない問題が起きたとき、問題解決のために必要な相手を動かす力でもあります。つまり「リーダーシップ」とは「自分の役割を果たすための行動力」であるといえるでしょう。

リーダーの役割をつとめるには向き・不向きがあるかもしれませんが、自分の役割を自覚しそれを果たすために行動する力ならば、組織のトップに限らずどのポジションにいる人でも発揮できます。また、リーダーシップとは育てること・磨くことができるスキルの一つなので、お母さん自身のリーダーシップを磨くこともできますし、子どものリーダーシップを豊かに育ててあげることもできます。そしてリーダーシップ豊かな人は他人から信頼されるという共通点を持ちます。子どもの社会性・集団行動面においてリーダーシップを育てることには特に重点を置きたいものです。

コミュニケーションの取り方によるタイプ分類

それでは、今現在のお子さんはグループの中でどのようなポジション、役割になりやすいのでしょうか? 日本におけるコーチングの第一人者・鈴木義幸氏が率いるチームが開発した、コミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分類する方法があります。ここではそれをアレンジし、幼い子どもの特徴に当てはめてご紹介いたします。

1.コントローラー

リーダーの役割になることが多いです。行動的でエネルギッシュ。何でも自分の思い通りにしたがる傾向が強いです。正義感が強いですが、自分に都合の悪いことを隠す時もあります。作業を短時間で一気に片付けることを好みます。

2.プロモーター

リーダーをサポートするブレーンや副リーダーなどナンバー2のポジションになりやすいです。アイデアが豊富で創造力があります。楽しいことが大好きですが計画を立てるのは少し苦手です。変化への順応性が高い反面、飽きっぽいところも目立ちます。グループを仕切るのも好きな方です。

3.サポーター

縁の下の力持ちとなってグループを支える大きな力になりやすいです。
人のお手伝いが好きです。温かく、穏やかな雰囲気です。グループでは協調性が高く意欲もありますが、計画や目標を立てることには興味を示しません。何かを決める時に時間がかかります。相手の感情を察知するのは比較的得意です。また親の望む良い子でいようと頑張ってしまう傾向があります。

4.アナライザー

好きな事柄へのこだわりが強く、専門的なジャンルを担当しがちです。昆虫博士や乗り物博士などのニックネームをつけられやすいです。物事に取り組むとき、計画通りに粘り強く最後までやりとげます。変化や混乱など予想外の出来事にはかなり弱いです。理解力や洞察力が高く、的確な意志決定ができます。子どもなりに明確で論理的な話し方をします。

以上、4つのタイプをご紹介しましたが、もちろん、大人でも子どもでも厳密に一つのタイプに分けられるものではなく、誰でも、複数のタイプが自分の中に混在しています。しかし、一番強く出やすいコミュニケーションスタイルがどれなのかによって、お子さんがグループ内でどのポジションになりやすいかもわかります。それにより、リーダーシップを発揮しやすいようなアドバイスもしやすくなります。

4つのタイプの簡易診断

では、次の簡易診断を試してみて下さい。
次の設問の中で子どもに当てはまると思うものをチェックしてみましょう。

1.嫌なことは嫌だとはっきり言う
2.短い時間にできるだけたくさんの事をしたがる
3.思ったことをストレートに言う
4.競争心が強く負けず嫌い
5.何でも完璧にやりたがる

6.いつも楽観的でくよくよしない印象がある
7.環境の変化に強く適応力がある
8.人からよく、楽しい、面白いと言われる
9.失敗しても立ち直りが早い
10.人の話を聞くより、自分が話す方が多い

11.人のためにしたことがわかってもらえず、泣いたり悲しんだりする時がある
12.人から頼まれるとなかなか嫌と言えない
13.自分と友達のことをよく比べている
14.人の世話を焼きたがる
15.頑張ったことを認めてもらいたがる

16.自己主張が苦手
17.人見知りが強い
18.自分の感情を表現するのが苦手
19.よく知らないことは自分から積極的にやってみようとしない
20.両親など特別親しい人以外にはあまり甘えない

設問の1~5がコントローラー、6~10がプロモーター、11~15がサポーター、16~20がアナライザーになりやすいタイプです。一番多くチェックがついたところを確認し、複数のタイプが同数だった時には、両方の特徴をあわせ持っていると考えてください。

通常は複数のタイプが混在しているものです。ただし、子どもは今まさに成長の真っ最中ですので、大人よりもはるかに柔軟でこれからいくらでも変化していきます。よってこのタイプ分けは子どもにラベルを貼るのではなく、付箋紙をちょっと貼っておくようなものだと考えてください。つまり今後いくらでも貼りかえるのは簡単なことなのです。

4つのタイプに合わせたアドバイスの仕方

それでは、子どもの4つのタイプに合わせたアドバイスをお伝えいたします。

・コントローラーが強いお子さんに対しては、なるべく親は子どもをコントロールしないように心がけましょう。指示・命令は一切避けて、リクエストを多用します。

・プロモーターの子にはアイデアをいつも必ず認めてあげましょう。変だ、おかしいと思っても決して否定しないであげて下さい。

・サポーターの子は、大人しそうで控えめに見えても、実は褒められることを心待ちにしています。意識的にたくさん褒めてあげましょう。

・アナライザーの子には大きな変化を要求しないようにします。新しい事柄はやりたがらなくても強制せず、お母さんが楽しそうにやってみせるだけで十分です。アナライザーの子が新しい事に興味を持つには時間がかかります。子どものペースを尊重し根気よく待ちましょう。

日常の親の接し方が子どもの【リーダーシップ】を育てる

子どものリーダーシップを育てるには何か特別な練習を施すのではなく、ママ、パパが日常生活の中でお子さんの自発的な行動をうながすようなコミュニケーションの見本を見せることが効果的です。そこで、今の時期に親が最も意識したいことを2つご紹介いたします。

子どもへの声がけを「リクエスト」形式にする

まず、言葉の理解が劇的に進んでくる時期なので、子どもへの声がけを「指示・命令」ではなく「リクエスト」にすることが有効です。「○○して欲しいな」「△△してくれたら嬉しいな」という表現がリクエストです。最後に「お願い!」と一言つけると一層効果的です。子どもでも自分が頼りにされることはものすごく嬉しく感じるものなのです。

ここで間違えやすいパターンが「○○して欲しいのだけれど、どうかな?」という表現です。これではリクエストではなくて提案になってしまい、回答はYES・NOのウェイトが対等になるので、子どもも「嫌!」と言いやすくなります。

なお、これは実は大人同士のコーチングスキルでもあり、リクエストに慣れないうちは相手が大人だと「こんなお願いをしてしまって相手を不快にさせないかしら…」と不安になりがちですが、わが子相手の場合は遠慮は不要です。そして、わが子へのリクエストをくり返していると、次第に大人同士のコミュニケーションスキルも上達できて一石二鳥です。実際は、よほど迷惑なお願いでない限りリクエストされて悪い気がする人はあまりいないものです。

子どもにペースを合わせてあげる

リクエストの次に身に付けたいのが「ペーシング」です。これは意識的に相手とペースを合わせるテクニックです。コツは以下の4つです。

◆1.目線を合わせる。相手と目の高さを同じにする

ペーシングという言葉を知らなくても、子どもと話す時にはしゃがみこんで目線を自然に合わせる人はたくさんいるものです。

◆2.子どもと同じ声のトーンや高さで話す

大人であれば、少しゆっくり目で少し高めの声を作ることになります。子どもが8~9歳ごろまでは、少し声を作って話した方が伝わりやすいものです。

◆3.子どもの話をさえぎらない。否定しない。リピートする

この項目は非常に重要です。子どもの話はとりあえず最後まで聞きます。途中で口をはさみたくなっても我慢します。また、子どもの話は一切否定しないでください。明らかにおかしいと思っても、あいづちは「ふうん、そうなんだ~」程度にしておきます。お子さんの精神年齢が6歳近くになるまでは、否定しなくても問題ないような取るに足りない事柄に関しては笑顔でスルーして下さい。

◆4.同じものを食べたり飲んだりする

これは毎回でなくてよく、食事の時や外出先で何かお楽しみのメニューを食べる時などに、子どもと同じものを同じタイミングで食べることをたまにおこなってみましょう。相手との一体感はポジティブで能動的・自発的な行動を促進します。つまりお子さんの活動が一層活発になりやすいので、得られる学びも大きくなりやすいのです。

上記のような行動を日常的におこなっていると、子どももグループメンバーをうまく味方につけて動かすスキルを、知らず知らずのうちに習得していきます。

子どもの社会性の発達と、リーダーシップを育てる事には密接な関係があります。わが子の人との接し方のタイプをよく見極めてあげて、適切なアドバイスをしてあげると、子どもが社会の中で自分の役割を見つけて活躍していく基礎ができてきますよ。

「子どもの社会性」のことに興味があるなら、こちらの記事もオススメです

https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/feefe5fc07484cdd9c6bf754c8ed1edb/img01.jpg
1歳~3歳の育児

脳の性差を理解して、子ども社会性の発達を促す方法について

子どもの成長を願うお母さんから、よく「社会性のある子どもになってほしい」というお話を聞きます。国際化の進む世界で、適切な人間関係や環境への適応をおこなえるようになるように子どもに願うのは当然のことですよね。コラムNo.67「子どもの社会性を育てるために幼児期にできること」では、「社会性」の定義や、乳幼児期に子どもの社会性を育てるための基本的な注意点についてご説明いたしました。また、コラムNo.73「子どもの社会性を育てるために家庭でできること」では、一歩進んで各家庭でできる具体的な取り組みについて解説いたしました。こちらのコラムでは、さらに子どもの性別で異なる社会性の発達にスポットライトを当てつつ、子どもの社会性の発達を促す方法についてご説明いたします。よかったら上述のコラムとあわせて読んでみてくださいね。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/6fc738f5b7924e76917e83ffb094e4c6/img01.jpg
その他

子どもの社会性を育てるために家庭でできること

子どもの成長を願うお母さんから、よく「社会性のある子どもになってほしい」というお話を聞きます。国際化の進む世界で、適切な人間関係や環境への適応をおこなえるようになるように子どもに願うのは当然のことですよね。『コラムNo.67 子どもの社会性を育てるために幼児期にできること』では、この「社会性」という言葉の定義からはじまり、特に乳幼児期に「社会性」を育てていくための注意点について解説いたしました。こちらのコラムでは、子どもの社会性を豊かに育むために、特に「家庭でできる取り組み」について具体例をまじえつつ解説していきたいと思います。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/6a48a38f695e44b994014677e11be24a/img01%20(5).jpg
その他

子どもの社会性はどう伸ばす?親の心構えについても解説

赤ちゃんが成長し子どもと呼ばれる年齢になると、他者とのつながりが増えていきます。この時期は集団生活に向けて社会性を育てる大切な時期です。子どもの社会性は集団生活の中で身につくと考える人もいますが、実は遊びを通して学ぶことが豊富にあります。保育園や幼稚園に通う前の小さな年齢であっても、家庭での遊びの中で社会性を学んでいるのです。本記事では、子どもの社会性を伸ばす遊び方を紹介します。子どもの社会性を伸ばすための親の心構えも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/4190b31a53cf4e2aa303a26e39963f35/img01.jpg
1歳~3歳の育児

子どもの社会性を育てるために幼児期にできること

子どもの成長を願うお母さんから、よく「社会性のある子どもになってほしい」というお話を聞きます。国際化の進む世界で、適切な人間関係や環境への適応をおこなえるようになるように子どもに願うのは当然のことですよね。ここでは、近年よく聞くワードである「社会性」の定義からはじまり、特に乳幼児期に「社会性」を育てていくための注意点についてまとめていきます。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/fdabfed375a14a5ba7a4c13ebeb71a6c/img01.jpg
3歳~6歳の育児

「小競り合い」の経験がいじめを防ぐ~3歳以降の子どもの社会性の育て方~

子どもが3歳くらいまで成長すると公園でのお友達との遊びに加えて、幼稚園や保育園などで多くの同年代の子どもや大人の方と関わる機会が増えてきます。そうなると、子どもどうしでけんかが起きたり、おもちゃの取り合いになったりと、親としては子どもがちゃんと社会性を持てるようになるのか心配になるシーンが出てくると思います。しかし、そのような心配は必要ありません。子どもにとって幼児期のけんかや小競り合いというのは、その後の人間関係を構築していくにあたって非常に重要な経験なのです。このコラムでは特に3歳以降の幼児期の子どもの社会性を育てていくにあたって必要な親の心構えと、子どもの対人トラブルから見える発達段階について説明していきます。読んでいただき、子どもの成長への心配から解放されると幸いです。

1歳~3歳の育児」の新着記事

https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/d1b909dd69f84c618e0a41f4f2b16cee/milk%20bottle.jpg
1歳~3歳の育児

卒乳はいつする?スムーズなやり方やタイミング、断乳との違いまで徹底解説!

子育ての大きな節目として、親子にとって特別な意味を持つ「卒乳」。しかし、特に第一子の場合、「卒乳はいつ頃行えばよい?」「スムーズに卒乳を進めるにはどうしたらいいの?」など不安を感じている、という方も多いのではないでしょうか。この記事では卒乳の適切なタイミングやスムーズに進めるための方法、そして断乳との違いまで、わかりやすく解説します。卒乳を成功させるための知識を身につけ、この大切な時期を母子共に穏やかに過ごすための一歩を踏み出しましょう。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/16f16d46aa164f91a066260434111495/%E6%85%A3%E3%82%89%E3%81%97%E4%BF%9D%E8%82%B2%E3%81%AE%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%81%A7%EF%BC%9F.jpg
1歳~3歳の育児

慣らし保育の期間はいつまで?期間、目的、スムーズなスタートのコツまで教えます!

子どもの成長にとって大きな一歩となる保育園生活。しかし、そのスタートラインに立つ前に、多くの親子が直面するのが「慣らし保育」の期間です。保育園に初めて通う子どもたちにとって、慣れない環境との出会いは、時に大きな不安となります。そのため、スムーズに保育園生活へ適応できるように設けられているのが、この慣らし保育です。では、一体どのくらいの期間が必要なのでしょうか?また、慣らし保育の目的とは具体的に何なのでしょうか?この記事では、慣らし保育期間の目安、その目的、そして家庭でできるスムーズな保育園生活スタートのためのコツを分かりやすくご紹介します。これから保育園に入園する子供をお持ちの親御さんは、ぜひ参考にしてください。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/e200935f9e134d65b4d3ec224730d1dd/%E4%BF%9D%E8%82%B2%E5%9C%92%E5%85%A5%E5%9C%92%E5%BC%8F%E3%81%AB%E6%9C%80%E9%81%A9%E3%81%AA%E6%9C%8D%E8%A3%85%E3%81%AF%EF%BC%9F.jpg
1歳~3歳の育児

保育園入園式に最適な服装は?マナーや式の流れ、おすすめのコーデまで解説!

保育園の入園式は、子供の大切な一歩を家族で祝う特別な日です。この日を迎えるにあたり、保護者の皆さんは何を着ていけば良いのか、どのようなマナーが求められるのか、また、式の流れはどうなっているのかなど、様々な疑問や不安をお持ちかもしれません。そんな疑問を解消し、皆さんがより快適に、そして心に残る入園式を迎えられるよう、この記事では保育園入園式における服装選びのポイントからマナーや式の流れ、さらにはおすすめのコーディネートまで、幅広く解説していきます。この記事を読むことで、保育園の入園式に対する理解を深め、当日を家族でスムーズに、そして楽しく過ごすためのヒントにして下さい。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/ae5209e607004c999883d8c80ac2d193/NO197-%E2%91%A0.jpeg
1歳~3歳の育児

「睡眠退行」ってなに?~その原因や起きる期間、対処法について解説!~

赤ちゃんを育てているご家庭での悩みごとといえば、「子どもがなかなか寝てくれない」「寝ぐずりがひどい」というのは定番ではないでしょうか? 夜いつまでも寝付いてくれなかったり、やっと寝たと思ったら夜泣きを起こしたり…と、お母さんも眠ることができずヘトヘトになってしまいますよね。特に一度は睡眠のリズムが安定してきたと思ったのに、再び不安定な状態に戻ってしまったりすることを「睡眠退行」と呼びます。こちらのコラムでは、この「睡眠退行」について、その原因やいつ起きるのか、そして対処法についてご説明していきます。よかったら参考にしてみてくださいね。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/78e72d1c1cb64888bc35640a04c703d0/img01%20(17).jpg
1歳~3歳の育児

幼児への「生死」の伝えかた~私たちは命を頂いて生きていることを教えてあげましょう~

飼っているペットや身内の方が亡くなった時、両親はしばしば子どもに「死」の意味をどのように伝えるべきか迷う経験をすると思います。一般的に子どもが「生死」について理解できるようになるのは、7歳ごろになってからといわれます。幼児期の「死」とは動かなくなること、いなくなること、どこかに行ってしまうこと、といった単純な理解から、徐々に子どもは生死に対する理解を深めていきます。このように子どもの「生死」へのアプローチは時期によって異なりますが、こちらのコラムでは特に1~3歳の乳幼児期の子どもたちに、初めて「生と死」を伝えるための適切なタイミングや機会について説明していきます。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/48782f2a5795428195908f05b36ede8c/img01.jpg
1歳~3歳の育児

「夜驚症(やきょうしょう)」って何?~夜泣きとの違いや原因、対処法について解説~

子育てをしていると、「夜驚症(やきょうしょう)」という言葉を耳にすることがあると思います。主に2歳~6歳くらいまでの子に見られる睡眠中に起きる障害で、「夜泣き」とあわせて子どもの突然の夜中の発症に悩まされているお母さんも多いと思います。こちらのコラムでは、「夜驚症(やきょうしょう)」が起こる原因とその対処法、よく似た症状である「夜泣き」との違いも含めて説明していきます。よかったら参考にしてみくださいね。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/12e4e20f61ce4516b8f6bc8d82e0c770/img01.jpg
1歳~3歳の育児

ひっかいたり、かみついたり…幼児期に攻撃的になってしまう子どもの特徴と対処法について

1~2歳の子どもを持つお母さんのなかには、わが子がお友だちをひっかいたり、かみついたりと、攻撃的なふるまいをすることに困っている方も多いと思います。1~2歳の子どもは自我が芽生えていくいっぽうで、まだ自己表現の方法が拙く、思い通りに自分を表現できないイライラなどから攻撃的な行動に出る事があるようです。一般的には成長とともにそういった行動は減ってくるといわれています。そうはいっても、お友達をひっかいたり、かみついたりはなかなかそのまま容認はしづらいものですよね。こちらのコラムでは、幼児期の子どもが攻撃的になる理由やその対処法について詳しく解説していきます。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/663fb53272af43158ed66041afad1026/img01%20(3).jpg
1歳~3歳の育児

2歳児の「言葉の育て方」②~発達段階別に実践的な方法を紹介~

「言葉の遅れ」は、幼い子どもを持つ親ならば誰もが一度は耳にする話ですし、少なからず多くの親御さんが心配することだと思います。幼児教室ベビーパークに通っていただいているお母さまの多くの心配事でもある「言葉の発達」について、こちらのコラムでは2回にわたって、2歳児の子どもの言葉の発達段階チェックと、段階別の具体的な「言葉の育て方」について解説していきます。2回目の今回は、コラムNo.136「2歳児の「言葉の育て方」~発達段階別に実践的な方法を紹介~①」で解説した2歳児の標準的な言語発達段階において、各レベルに適した取り組みを紹介します。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/346437196ea64dee9428eb123317c9fe/img01%20(2).jpg
1歳~3歳の育児

2歳児の「言葉の育て方」①~発達段階別に実践的な方法を紹介~

「言葉の遅れ」は、幼い子どもを持つ親ならば誰もが一度は耳にする話ですし、少なからず多くの親御さんが心配することだと思います。幼児教室ベビーパークに通っていただいているお母さまの多くの心配事でもある「言葉の発達」について、こちらのコラムでは2回にわたって、2歳児の子どもの言葉の発達段階チェックと、段階別の具体的な「言葉の育て方」について解説していきます。2歳前後のお子さまのいらっしゃる方はぜひ一度読んでみてくださいね。
https://images.microcms-assets.io/assets/6c64954891644003a572887d8ebf23fb/7cf925cff1734e0dace52ad5a8899dd2/img01.jpg
1歳~3歳の育児

「イヤイヤ期」の子どもへの効果的な対応方法まとめ~ケース別に具体的にご紹介!

早い子どもでは1歳後半から始まり、2歳をピークに、子どもによっては3~4歳まで続く「イヤイヤ期」。子育てをするお母さんなら、誰もが一度は通る道だと思います。時に何をしてもひたすら「いやー!」と泣き叫ばれて、すっかりヘトヘトに…、ということもあると思います。こんな時に頭ごなしに子どもを叱っても効果がないことは皆さまご存じの通りです。コラムNo.64「【第1次反抗期】(イヤイヤ期)への対処方法」では、イヤイヤが何故起きるのかと、イヤイヤの6つのパターンについて解説いたしましたが、こちらのコラムでは、実際に子どもが「イヤイヤ!」になってしまった時の具体的な対処についてわかりやすくまとめています。少しでも苦労なさっているお母さんの助けになってもらえれば幸いです。
ベビーパークは
育児がもっと楽しくなる
親子教室です
「親⼦の絆」をテーマにした
お母さまのための教室

レッスン開始のお歌とごあいさつ。英語の歌を聞いてる!こうやって日常の中に英語を盛り込む事が大切なんですね!

叱らなくてもすむ育児

3歳までの子供を叱ることは百害あって一利ありません。ベビーパークで育った子供たちは叱らなくても良いのです。叱る必要がないのです。

3歳までの心や脳に
最適な育児法

3歳までの環境でお子様の土台ができあがります。言葉を話す能力も、自分の気持ちをコントロールする能力もこの期間にほとんど形成されます。

全国の教室を探す

ベビーパーク、キッズアカデミーは全国に

200教室

(2023年8月時点)

都道府県で探す

北海道・東北エリア
関東エリア
中部エリア
近畿エリア
中国エリア
四国エリア
  • 徳島
  • 香川
  • 愛媛
  • 高知
九州・沖縄エリア
無料体験レッスン
受付中!

期間限定で0円(無料)にて
体験レッスンが受講できます

1
オンライン体験前説明会

約30分

0~3歳児教育の秘密や、レッスン内のアクティビティの意味について、お伝えいたします。事前に目的を知った上でアクティビティを⾏うと、その効果は素晴らしいものになります。

2
教室でのレッスン

約50分

実際に生徒さまが通われている本レッスンのクラスに参加いただき、約10分のマザーリングと約40分のレッスンをお楽しみいただきます。
マザーリングでは月齢毎の育児知識が学べます。フルレッスンでは、知能・身体・心の発達に働きかける様々なアクティビティを体験できます。

まずは体験してください。楽しい無料体験レッスン受付中♪ レッスン料最初の2ヵ月無料。入室金無料。無料体験レッスンを詳しく見る

※1 初めご入室頂く方。または退室から6ヵ月を経過して再入室される方が対象。4ヵ月目末まで通室いただく事が条件となります。
※2 体験終了当日に入室意思を頂戴した方が対象。

ベビーパーク
公式LINEアカウント

ベビーパーク
公式Instagram

公式YouTubeチャンネル

ベビーパークのYouTubeチャンネルでは、育児に関する情報や通われているお母さまのインタビューなどをアップしております。